福島県人は、不撓不屈の精神を持っている

福島県人は、不撓不屈の精神を持っている

福島県人は、あの戊辰戦争で「負ければ賊軍」となり、徳川幕府から見捨てられ、明治政府というよりは薩長閥という新しい権力者に、蹂躙され、140年以上経った現代においてさえ、未だに長州藩であった山口県に対し、怨みを忘れない県民性を持っています。
特に福島県は、本来は会津藩、岩城藩、岩代国の3つを合わせて作った県であり、歴史的にもつながりがない県を明治政府が作った県です。

 

そのため今でも、福島県は、浜通り地方、中通り地方、会津地方と3つの地方でよばれており、県の中心都市でさえ、福島市、郡山市、いわき市、会津若松市と4つもあるまとまりのない県となっています。
反対にいえば、明治政府はそれほど会津藩の怨みを畏れていたにほかなりません。

 

しかし、これほど虐げられても、不撓不屈の精神を忘れず、自由民権運動では河野広中という不世出の運動家を輩出し、薩長専制の打破を叫び、自由民権を主張し続けました。
また、当時の福島県令三島通庸の弾圧に屈することなく、福島事件を起こすなど、権力に対しては常に闘う気質が、今に受け継がれているように思えます。

 

そして、2年前の東日本大震災による福島第一原発事故により、福島は深い痛手を負いました。
これもまた、戊辰戦争に負け、半ば薩長専制の明治政府による福島植民地化の一環であったといったも過言ではないと思います。

 

しかし、この不撓不屈の精神を持ち合わせている福島県民なら、必ずやいつの日か、立ち上がってくれるものと信じています。

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