地方により違う県民性,でも福島県民は一つ

地方により違う県民性、でも福島県民は一つ

福島県は、東北地方の南に位置する県でオーストラリアにも似た、ちょっと横長の形をしています。
阿武隈高地や奥羽山脈といった地形の影響により、大きく三つに分けられ、西部を「会津地方」、真ん中を「中通り」、東部を「浜通り」と呼びます。

 

歴史的にみても、1871年の廃藩置県では当初10の県が置かれたものの、その後、会津地方を「若松県」、中通り地方を「福島県」、浜通り地方を「磐前(いわさき)県」と、三地方に分類。
現在の福島県域となったのは1876年のことです。

 

そのため、地域的にもそれぞれ独立した地方という意識が強く、地域ごとで見ると、良くいえば自立心が強く他に流されにくい一方、悪く言えば他をあまり顧みない・協調性がないという傾向もあります。
それぞれの地域住民の性格的にも、会津地方は会津藩の歴史に象徴されるように、情に厚く頑固。中通り地方は福島市や郡山市といった都市を抱え、鉄道沿いに企業の進出も比較的盛んなことから、新しいものが好きで柔軟性に富む。浜通りはほとんど雪が降らない温暖な気候から、おおらかで開放的。といった特徴があります。

 

しかし、お互いのことは知らないよ、というわけではありません。福島県の県のマーク(県章)をご覧になったことがあるでしょうか。
大きな円の周囲に3つの、でっぱりのような部分があります。文字で説明するのはちょっと難しいですが、真ん中に位置する円を時計とみたてるとちょうど、12時・4時・8時のあたりに、ちょっとした3つのでっぱりのような部分があるのです。実はこれは、福島県の頭文字「ふ」をモチーフにし、融和と団結を表したもの。3地方が力を合わせて…といった、とても素敵なマークに思えませんか?県のマークを考えた時代から、協力し合おう、という思いが込められているのです。

 

先の大震災により、多大なる困難はありますが、県民の皆さんは気持ちを一つにして頑張っておられます。
福島県を知らない、という遠方の方も、ぜひその魅力に触れてみてください。

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